キャンプで鍋料理をするならコレ! おすすめ3選
皆さま、こんにちは!
over north Web担当のこばです。
2024年12月も10日を過ぎますと、さすがに寒くなってきますねー
今年の11月は夏日を観測するところもあった気がしますが(富士山の初冠雪も記録的な遅さでしたし)、一方で、そこから1か月足らずで一面雪景色のキャンプ場も出てくるなど、秋の再定義が必要なんじゃないかと思わされる季節の変化になっています。
私達の会社がある新潟県の平野部も日中でも気温一桁台が普通になってきまして、本格的な冬の到来と共に鍋料理が恋しい季節がやってきた感じです!
寒さを楽しみに変えることができる冬キャンプもいよいよこれからが本番!といった感じですが、そんな中、改めて思うことがあるんですよ。
冬キャンプでは、着るものやストーブなどの外側の防寒対策はもちろん大事なんですが、内側からの防寒対策も大事だよなと。
私が思う冬キャンプでの内側からの防寒対策っていうのは、温かい料理を食べることだと思ってます(温泉も格別ですけどね…笑)。
部屋の中で厚着をして鍋を食べていると、「暑すぎるっ!」って上着を脱ぎたくなるときありますよね?
鍋を食べる前はちょっと寒いかなーと感じていても、食べ進めるうちに、いつの間にか身体がポカポカしていたって経験、大抵の方がされていると思います。
やっぱり体の中に入れる食べ物の温度って大事なんですよね。
特に、常に外と接しているキャンプでは、着込んだり(薪)ストーブなどの装備も大事ですが、内側からの防寒対策=温かい料理を食べる事がやはり重要になってくると思っています。
という事で今回は『キャンプで鍋料理をするならコレ! おすすめ3選』と題して、私の主観にはなりますが、好き嫌いが発生しなさそうでキャンプ中でも作れる簡単鍋料理レシピを3つほどご紹介させて頂きたいと思います!
キャンプ鍋料理のおすすめ3選
もしかしたら今まさにキャンプ中で、次回のキャンプの為に寒い中、この記事を読んでいる方がいるかもしれないので早速レシピ紹介に移っていきましょう!
おでん
いきなりド定番キターー!wと思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、キャンプ×鍋料理ときたら、これは外せません!
更におでんは、”簡単””ヘルシー”というキラーワードにも該当しますから、キャンプ鍋料理の最右翼と呼んでも差し支えないかもしれません。
(より満足度を高めたい場合は、自宅での仕込みが発生してしまいますけどね…)
◇材料
出汁昆布 | 2~3枚(昆布の大きさ、作る量により適宜変更してください) |
水 | 800㏄(作る鍋の容量の半分が埋まる位) |
醤油(薄口でも濃口でも可) | 薄口(32㏄)と濃口(40㏄)で塩分濃度が違いますし、入れるおでん種によっても変わりますので、 ()を参照しつつも適宜調整して下さい |
みりん | 32㏄ |
酒※お好みで | 20㏄(風味付けの意味合いが強いので好みです) |
大根 | 現地で食べきれる量(500㏄の出汁なら半月4切れが妥当) |
卵 | 2個 |
こんにゃく | 板こんにゃく1/2※下茹での必要が無い物 |
さつま揚げ | 2枚 |
焼きちくわ | 2本 |
はんぺん | 1パック |
ごぼう巻き | 2本 |
鍋の容量と相談の上で | お好きな物を |
◇自宅での下準備
・100均などで売っている麦茶などを冷蔵庫で保管する容器(麦茶ポット)に水と昆布を入れ、冷蔵庫に一昼夜置く
⇒実は昆布のだしが一番出る温度が3℃だと言われている為です。
※今回は昆布だしのみですが、合わせだしでも構いませんし、お好きな顆粒だしでもいいかと思います
・大根の皮を剥いて米のとぎ汁で下茹でする
⇒身の縮みを防ぐ為(ホクホク感が増します)と現地での時短の為に予め下茹でして持っていきます。
※火が通った後は鍋ごとシンクに移動させて水を直接かけて(水に浸して)冷やしても大丈夫です
・ゆで卵を作る
⇒特に気を付ける点はありませんが、おでんに入れるなら固茹でという事で12分程度を目安にして下さい。
※茹でたあとはすぐに冷水に浸すことで殻が取れやすくなります
・ちくわやさつま揚げなど、切る必要がある物は予め切ってから持っていくと楽ですね
・あとは使う鍋の容量と好みに合わせて具材を選定してください
⇒上記の材料を入れれば、おでん出汁としては完成ですので追加の具材は好みです。
◇手順
1.昆布出汁(中の昆布も一緒に)と醤油、みりんを鍋に入れひと煮立ちさせる
⇒ひと煮立ちしたら一旦、火から外す。
2.(卵と大根が圧力で潰れないように)具材を全て入れ、蓋をして弱火で30分以上煮込む
⇒火が強いと下の具材が焦げたり、卵が煮崩れたりします。
自宅でクッキングシートの落し蓋を作って持参してもいいですね。
3.煮汁と大根を味見して、いい感じになっていれば出来上がり
⇒物足りなければ醤油や料理酒を足したり、煮込み時間を長くします。
出汁昆布も具材として頂きます。
◇補足
・もう少しガツンとしたければ、手羽元や手羽先を入れたり、(予め下茹でした)豚バラブロックを入れるのもアリです!
・餅巾着も満足度を高める具材として最高ですね。
・SNS投稿などを目的の一つとするならば、ミニトマトやブロッコリーは鮮やか且つ、おでんの味の邪魔もしない為おすすめです!
鱈ちり湯豆腐
この鍋料理は淡白なので、正直、若い人にはどうかなーと思ったのですが(この記事を読んでいる年代層が分からない為)、冬と言えば鱈(タラ)でしょ!という事で取り上げさせて頂きました。簡単ですしね!
(鱈が本格的にスーパーに出てくるのは年明けからだと思います)
この鍋料理は、お酒(特に日本酒、焼酎)との相性が抜群なんです! ぜひ熱燗やお湯割りで身体の芯から温まってください!
豆腐と言えば綺麗な水という事で、キャンプ場近くには清流が多い! なので、豆腐は現地調達もありだと思います。
因みに”ちり”とは”辛い”という意味ではなく、魚の身が加熱によって縮むことを言葉として表現したもので、現代では主に『魚の身と野菜を水のみで煮てからポン酢などにつけて食す鍋料理』を指す言葉となっています。
◇材料
豆腐※可能ならば現地調達(地元スーパーなど) | 1丁 |
鱈※出来れば下処理推奨 | 3~4切れ |
白菜 | 2~3枚 |
春菊 | お好みの量 |
長ねぎ | 1本 |
出汁昆布(顆粒だしでも可) | 1枚 |
水 | 適量(鍋の6割程度の量) |
料理酒 | 30㏄ |
ポン酢 | 50㏄ |
めんつゆ | 50㏄ |
柚子(皮) | 適量 |
万能ねぎ | 適量 |
七味唐辛子 | 適量 |
◇自宅での下準備
・柚子の皮は千切り、万能ねぎは小口切りにして持ち運び用の容器に入れておく
・長ねぎは斜め切り、白菜は柔らかい葉と白い固い部分を切り離し、葉は食べやすい大きさに、白い部分は繊維に沿って太めの千切りにする
⇒白菜の白い部分は繊維に沿って千切りにすることで、火の通りが早く食感も残すことができます。
・春菊は茎から葉の部分をちぎって切り離す
⇒茎は固く食べづらいので、葉の部分だけをちぎって使います。
※茎は細かくして自宅でのスープなどで使えます
・鱈は霜降り(湯通し)か、両面に塩(分量外)を振って10~15分後に出てきた水分をキッチンペーパーで拭き取る作業をする
⇒どちらかをすることで、鱈の生臭みを抑えることが出来ます。
※霜降りをする場合は、湯通し後に冷水にとり、表面の汚れを落としておきましょう
・ポン酢とめんつゆを混ぜ(同割り)持ち運べる容器に移しておく←タレ
◇手順
1.鍋に水と昆布、豆腐を入れ火にかける
⇒豆腐は切らずに鍋に入れて、鍋の中で箸やスプーンなどで適当に切ります。
2.軽く煮立って来たら鱈と料理酒、白菜の白い部分を入れてもうひと煮立ちさせる
⇒料理酒で鱈の匂い消しと風味付けをします。
3.沸騰直前になったら、白菜の葉、長ねぎ、春菊を入れ、1分ほど待つ
4.シェラカップなどにタレもしくはポン酢を適量入れ、お好みで柚子と万能ねぎ、七味唐辛子を入れて食す
◇補足
・真鱈白子があるとまさに最高ですけど、近年価格が高騰してますからね…余裕がある方はぜひ一緒に!
⇒すけそうだら白子の方が安いですが、処理しても生臭いのでおすすめはしません
・鱈が得意でないという方は、代わりに豚バラや肩ローススライスでのしゃぶしゃぶスタイルもおススメです。
・鍋を食べ終わった後に汁が残りますが、〆(もしくは翌朝)のうどんや雑炊にして無駄なく食べきりましょう。
⇒うどんや雑炊を調理する為の白だし(めんつゆ)や卵は必須になりますね!
・昆布は可能ならば現地で食べてもらいたいですが、難しい場合は袋等に入れて持ち帰って千切りにし、油揚げと一緒に含め煮にするのがおススメです。
スープ餃子
ビールやご飯のお供としての鍋料理ならコレですね!
最近は美味しい冷凍餃子も出てきてますが、昔ながらのチルド餃子で作っても美味しいです。
先ほど、ご飯のお供と言いましたが、この鍋料理を作ると自動的に〆としてラーメンが付いてきますので、胃袋の配分にはご注意ください(笑)
◇材料
お好きな餃子(焼いてないもの) | お好みの数 |
スーパー等のカット野菜パック | 一袋 |
水 | 600㏄ |
サッポロ一番 塩らーめん | 1袋 |
白だし | 大2 |
ブラックペッパー | 適宜 |
ごま油 | 適宜 |
薬味用ねぎ、白ごま | 適宜 |
◇自宅での下準備
特に必要なし(薬味用のねぎを切る程度)
◇手順
1.水を鍋に入れて火にかける
2.沸騰しだしたら塩ラーメン付属のスープを入れる
3.スープが溶けたら餃子、野菜の順に入れる
⇒冷凍餃子の場合は、餃子を入れてから2~3分後に野菜を入れる
4.再沸騰してきたタイミングで味見をし、適宜白だしを加えて調味する
⇒水、野菜の量からしてスープだけでは塩味が足りないのは確実だと思います
5.餃子に火が通ったことを確認し、ブラックペッパー、ごま油を加える
6.お好みで薬味を加えて食す
◇補足
・スーパー等に売っているカット野菜パックは、キャベツ、ニラ、人参、もやしが含まれているとベストです。
⇒もちろん自宅の冷蔵庫の余り野菜を切って持っていくのもいいですね
・ある程度、餃子と野菜を食べたら再度火にかけ、残しておいたラーメンを加えて煮ることで、〆まで楽しむことができます。
⇒スープの油分の関係で乾燥麺の内部まで水分が行き渡らない可能性があり、ごわごわ麺に仕上がる可能性があります。予めご承知おきください。
回避したい場合は、別の鍋(メスティン等)にお湯を沸かし、そこで麺だけを茹でてスープに投入するという方法もあります。
まとめ
『キャンプで鍋料理をするならコレ! おすすめ3選』と題してお送りしてきましたが、今回ご紹介した鍋料理はいかがでしたでしょうか?
鍋料理という括りで言えばレパートリーとしてはまだまだあるのですが、好き嫌いが無さそうで簡単なレシピというとやっぱり絞られちゃますね…
私としては、この中で一つでも気になる鍋料理があったなら嬉しく思います!
最後に、おでんって正直、出汁やら具材やらで地方ごとに特色が出やすい料理なので、一応レシピを乗せてはいますけど思いのままにやって頂ければありがたいです!
必ずおでん警察が出現しますので、先にバリケードを張っておきました(笑)
ということで、今回は以上となります。
最後までご覧頂き、ありがとうございました!
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