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メスティンでの燻製のやり方って?

こんにちは!
over north WEB担当のこばです。

 

今回は、アウトドアブームの長期化と共に、最近トライする方が増えてきたメスティンでの燻製のやり方について記事にしてみたいと思います。

 

以前から、市販品や自作したスモーカー(燻製器)を使って、キャンプやバーベキューで燻製を楽しんでいた方はいらっしゃいましたが、メスティンブームが到来したことで、より手軽に燻製にトライしようとする方が増えましたよね。

 

燻製された食材

 

とは言え、

 

燻製ってどうすればいいの?
やっちゃいけないことがありそうで怖い。。。

 

って方も中にはいるかと思いますので、今回はメスティンを使った燻製のやり方、注意点、そしてより簡単に燻製を楽しむ方法なんかもご紹介できればと思っております。

 

メスティンを使った燻製のやり方

 

まずはメスティンでの燻製のやり方についてみていきましょう。

 

前提として、燻製は燻製器(今回で言えばメスティン)の内部温度によって熱燻、温燻、冷燻の3種類に分けることができます。

 

ですが、温燻と冷燻はデリケートな温度管理と、単純に時間(数時間~2,3日、更には1週間かかる場合も!)も必要になり、上級者向けの方法(その分アウトドアでは更に難しい)になる為、今回の記事で取り上げるのは熱燻のみになります。

 

燻製中の食材

熱燻であれば、短時間(最短約10分)で燻製が完了する為、温度管理の必要も特になく、初心者の方にもお勧めの方法と言えます。

 

用意するもの
・メスティン

・アルミホイル

・メスティンにピッタリ入る網(付属していなければ100均等で調達可)
・燻製チップ(桜が一般的)
・燻製したい食材(ゆで卵、ソーセージ、練り物等、水分が少ない物)

・バーナーパッド

・バーナー、固形燃料(25g)等の火元

 

燻製チップ

 

準備

・メスティンへの匂い移り、焦げの防止用に本体、蓋の内側をアルミホイルで覆う

(燻製専用にメスティンを用意する人っているのかな?)

 

手順

1.メスティン本体の底に燻製チップを敷く

⇒燻製チップの量をケチると匂いが付かない場合がありますが、逆に多くても内部が熱くなり過ぎる可能性が出てくるので、目安としては、平に均したときにメスティンの底の半分弱隠れるくらいが理想かと思います。

(あくまで目安なので、何回か試してご自分のいい塩梅を見つけてみて下さい)

 

2.網を設置し食材を並べる

⇒チーズは状況によっては溶けてしまうので、チーズを燻製にしたい場合はアルミホイルを敷いた上で載せて下さい。

 

3.メスティンの蓋をせずに火元の上に置く

⇒中の燻製チップから煙が出てくるまでは蓋はしなくて大丈夫です。

 

4.煙が出てきたら蓋をする

⇒メスティンがほぼ空焚き状態になる為、メスティン本体(特に底面)の状態を確認しつつ行ってください。

※熱を分散してくれるバーナーパッドは必ず設置してください

 

5.時々、中の状態を確認して食材の色づき具合を確認する(目安は最低10分以上)

⇒固形燃料を使用する場合は放置でOKですが、必ず25gタイプで行ってください。

(20gでは少なく、30gでは熱せられ過ぎる危険がある為)

 

6.もう少しで理想だという所で、火元から外す

⇒あとは余熱で行います。

(メスティン保護の観点から)

 

7.お好きなお酒と合わせる(笑)

⇒最高の瞬間をどうぞ!

 

 

メスティンの燻製での注意点

 

ひとまずここまででメスティンを使った燻製のやり方は分かって頂けたかと思うのですが、ここからはいくつか注意点をピックアップしていきたいと思います。

 

・燻製する食材に生ものを入れない

⇒今回は短時間での燻製の為、中まで火が通らない可能性が高いです。生の状態で食べれる物は別ですが、生肉などは絶対やめましょう。

 

牛肉

 

・燻製チップは網に近い高さまで盛らない

⇒燃えた燻製チップが食材に付着して失敗の原因になったり、メスティンから出火する等の思わぬ事態に発展する可能性がありますので、燻製チップは高く盛らず、できるだけ平な均した状態にして調理してください。

 

・メスティンに穴が開かないかどうか注意する

⇒メスティンの取扱説明書にも記載されていますが、メスティンはアルミ製の為、空焚きは基本的に厳禁です。

なぜかと言えば金属にしては融点が低い(660℃)から。

厳密にいえばチップが載っているので空焚きではありませんが、まあほぼ一緒です。

燻製中は食材よりもメスティンの方に気を配った方がいいくらいです。

メスティンって、なんだかんだ平均すると2000円前後はしますから、使えなくなったら嫌ですもんね。。。

 

 

上記の3点を注意して行えば、失敗はグッと減るかと思いますので、頑張って下さい!

 

 

メスティンでの燻製をより簡単にするやり方

 

手順と注意点は分かったけど、なんだかちょっと難しいかも…

メスティンの空焚きも怖いし…

 

って方におススメしたいのが弊社のアウトドアブランド[over north]から発売しております【ロックパンS】になります。

 

ロックパンS

 

ロックパンSとは、メスティンの蓋で肉を焼けたらというキャンパー達の願望を現実にした商品でして、”メスティンの蓋にもなるグリルプレート”というキャッチコピーの元、普段は板厚3.2㎜の鉄板としてステーキを焼いたり、アヒージョなんかをしたりできますが、最大のウリはそのキャッチコピーの通り、メスティンの蓋になるという事。

 

炊飯時にしっかりと圧がかかるようにする為にピッタリと嵌まることを目指し設計しましたので、本当にピッタリなのです(笑)

 

メスティンに嵌めたロックパンS

 

その為、今までのメスティン炊飯で絶対に必要だったアレがいらなくなりました。

そう、重石です。

 

メスティンの吹きこぼれ対策に重石

 

メスティンはアルミ製で軽い為、携行時に大変便利なのですが、炊飯時には中からの圧力に負けて蓋が浮き上がってしまうのです。

 

なので、炊飯中は缶詰や水を入れたシェラカップ、上の画像のような大き目な石などを重石として載せておく必要があります。

 

ですが、このロックパンSの場合はそれが必要なくなります。

 

メスティン炊飯後

 

そればかりか、先ほども説明したように裏返せば鉄板としてステーキを焼いたり、1cm強の立ち上がりを利用してアヒージョを作れたりできるのです。

 

そして、今回のメインテーマである燻製を作る際にもロックパンSは役立ってくれます。

 

先述の通り鉄製である為、空焚きが怖くありません。(鉄の融点は1500℃)

 

アルミ(融点660℃)のように熱が、ある一点に集中した場合でも穴が開く心配がないので、燻製調理中にそこまで注意を向けていなくていいという事です。

 

具体的にどういう風にロックパンSをセッティングするのかというと、単純に上下逆転させればOKでございます。

 

蓋の役目をメスティン本体に担ってもらい、ロックパンSに直接チップを敷いてその上に網を置き食材を置いて直火にかけるだけ。

 

メスティンに穴が開く心配をしなくてヨシ!

 

仲間と話しててヨシ!

 

時々、中の食材の燻され具合だけ確認していればヨシ!

 

 

優雅な時間が生まれることは間違いありません。

 

とは言え、このロックパンS全てのメスティンに対応している訳ではなく、メスティンのサイズに合わせて現在は2種類を販売しております。

 

各商品ページにて対応メーカーを掲載しておりますので、気になって頂けた方は下記の商品ページをご確認頂けましたら幸いでございます!

 

 

トランギア社製メスティン対応(他にも複数メーカーに対応)

ロックパン(S)※チタンハンドル付き

 

Milicamp社製メスティン対応(他にも複数メーカーに対応)

ロックパン(S)MiliCamp,ニトリ製メスティン・ライスクッカーM対応Ver.

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over north(オーバーノース)では、長年培ってきた金属加工の技術を活かして、世の中にないものを提供することを目指し、金属製アウトドア用品・家庭や飲食店での使用を想定したオシャレな金属皿を取り揃えております。グリルプレートや焚火台、メスティンの蓋のロックパン等の開発・製品化もしており、材質は鉄やステンレス、チタンなどさまざま。ソロキャンプにもおすすめです。

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