ソロキャンプの道具で最低限そろえるならコレ【スタイル別で解説】
皆さん、こんにちは!
over north WEB担当のこばです。
もう10月(2022年)ということで、暑さも和らいで大分過ごしやすくなってきましたね。
お住まいの地域によっては、肌寒いという表現の方が合っているかもしれません。
標高の高いところでは当然寒いという感覚を覚える頃かとも思いますが、その分、蚊を含む虫達も少なくなってきて(バッタやトンボはいますけど無害ですからね)、春に続いて本格的なキャンプシーズンの到来といったところでしょうか。
キャンプは冬こそ本番!!というガチ勢の方々もいらっしゃるとは思いますが、ライトな方は春から秋にかけてをキャンプシーズンとしている方がほとんどかと思います。
そんなこんなで今回は、秋のキャンプ・アウトドアシーズンに突入した今だからこそ、ソロキャンプに必要最低限な道具を確認しておきたい! というテーマでお送りしていきたいと思います。
『デジタルデトックス』という言葉が世に出てきて数年(始まりが分かりませんが…)、ソロキャンプ人口も大分増えてきましたが、まだまだこれから始めたいという方も多いと思うので、今回『ソロキャンプの道具で最低限そろえるならコレ【スタイル別で解説】』というテーマを選ばせて頂きました。
キャンプの種類
一言でキャンプとは言っても、いくつかスタイルがありますよね。
当然どれを選ぶかによって必要な道具が変わってくる訳です。
まずは、私の方で大別してみましたので一緒に見て頂ければと思います。
※グランピングはほぼホテルのようなもので今回の趣旨から外れると思ったので除外しました
王道キャンプ
皆さん誰もがご存じの王道スタイル。
主にキャンプ場として整備された敷地内でテントを張り、自然の中で一夜を明かすというものです。
ほぼ24時間分の行動を屋外で過ごすことになるので、おのずと必要な道具が増えることになります。
デイキャンプ
その名の通り、日中のみキャンプ(バーベキュー)場で過ごすスタイルのこと。
お風呂や寝るのは自宅に帰ってから(もしくは帰宅途中のスーパー銭湯)なので、手軽に自然の中で過ごす感覚を味わえるということで近年人気が高まっていますよね。
夜を無防備に近い外(テント内)で過ごすというのは、ソロキャンパー、特に女子にとっては大きなハードルです。
そういった意味で、ソロキャンパー(特に初心者)が選択しやすいキャンプスタイルと言えるかと思います。
テント泊しないとはいえ、これも立派なキャンプです。
車中泊
寝る時にテントを使うのではなく、車を使うスタイルのこと。
キャンプの括りに入れてしまった格好ですが、やむを得ない事情があって車中泊をしている方は別として、最近は趣味の一環で車中泊(全国を旅しながら)をしている方もいますからね。
更に言えば、最近では後部座席を潰して軽くリフォームし、昼はデイキャンプ+夜は車中泊の形を取っている方も結構いらっしゃいます。
普段使いの車とは別で車中泊(キャンプ用)の車を用意する余裕のある方もいらっしゃいますが、基本的には自分の車を所有している人であれば、すぐに始められるのが魅力です。
車ですから、当然鍵をかけることができます。
ソロキャンパー女子(もちろん男子も)にとって、大きな安心感を得ることができるのが一番のメリットです。
野営
キャンプブームの再燃とともに、一部で異様な盛り上がりを見せているキャンプスタイル。
軍の訓練かのようにキャンプ場ではない野山(自分の土地ではない私有地はダメですが…)の中に入り、そこでテントを張ってキャンプをします。
野営を楽しむために山(の一部)を買ったという強者もいるほどです。
整備されたキャンプ場のように、すぐ近くに赤の他人がいないという意味ではすごく楽ですしストレスもないですが、逆を言えば水道を含めて全く整備されていないので、全てを現地で調達もしくは事前に持っていくしかありません。
そういった意味で、最低でも中級者以上向けのスタイルと言えるでしょう。
他にも庭キャンプなど種類はまだまだありますが、大きく分けるとこんなところかと思います。
ソロキャンプで最低限必要な道具とは?
では、ここから今回の本題、ソロキャンプで最低限必要な道具をスタイル別に見ていきたいと思います。
ソロキャンプで!ということで絞っておりますので、ソロキャンプでは必要ないけどファミリーキャンプでは必要だよねって道具は省いております。予めご承知おきくださいませ。
※食材や薪、炭等の消耗品、そして着替え等に関しては除外しております
王道キャンプスタイル
1.テント一式(グランドシートも)
→高い買い物であるテントを地面の凸凹から守るためにグランドシートは必須です。ビジュアルを気にしなければブルーシートを折って使うのも全然ありです。テントは品質も価格もピンキリなのでリサーチ必須ですね。ですが、一目惚れしたのを買うのも正解かと思います!
2.寝袋or布団(寝袋ならマットも一緒に)
→布団は嵩張るのでソロなら寝袋一択かと思います。とは言え、寝袋は基本薄いのでマットが必須になりますね。寝相が比較的安定している人はマットの代わりにコット(キャンプベッド)もアリです。
3.焚き火台(お湯を沸かす、肉を焼く程度であればシングルバーナーコンロorアルコールストーブで良さそう)
→焚き火台を選択する場合は焚き火台シート、アウトドアグローブは必須です。燃料は薪なのか炭なのかも事前にイメージして準備しておきたいところです。
4.折り畳み椅子
5.調理器具(箸や皿含む)
→食事を何にするかによって変わってきますが万能なシェラカップかコッヘルは必須でしょう。個人的には自然の中でご飯を炊くのが好きなのでメスティンは必須です(コッヘルでも炊けますけどね)。カトラリー類もチタン製など凝ったものが出てきていますので財布と相談して選びましょう。
6.テーブル
→ソロキャンプ用だとローテーブル一択かと思いますが、初期投資を抑える為に木の板(化粧板)だけ買って、高さ調節は家にあるもので!という方法を取ってもいいかもです。ただ、調理した鉄板を直接テーブルに乗せたいならチタン製のテーブルがベストですね。
7.ランタン
→オイルランタンなどの雰囲気があってかっこいいものもありますが、実用面で言えば圧倒的にLEDランタンに軍配が上がります。電池式や充電式など電源の種類も豊富です。ランタンに拘らずとも、安さが魅力の(床に置くタイプの)LEDライトもあります。
番外.防犯グッズ、タオル類
→例え男性だとしても最低限の防犯グッズは用意しておきたいところですね。せめてテント入り口のロックは必要かと思います。近辺の温泉施設を利用する場合、基本的にはタオル類の貸し出しがありますが、十分な下調べが出来なかった場合は持っていくと安心できますね。
デイキャンプスタイル
1.テントorタープ(人目が気にならなければブルーシートを敷いて終わり。雰囲気出したいならテント一択?)
→重量は増えますが、設営の手軽さを取るならシェード(+ブルーシート)もありかと!
2.焚き火台(セットで焚き火台シート、難燃性のグローブも!)
→デイキャンプの醍醐味と言えば自然の中での料理なので、ここはぜひ焚き火台を! コーヒーを淹れて読書を楽しむというスタイルならシングルバーナーコンロ(orアルコールストーブ)で十分でしょうね。
3.折り畳み椅子(ブルーシート敷くなら必要ないかも)
4.調理器具(箸や皿含む)
5.テーブル
車中泊
0.車
→車中泊に特化した車内リフォームをしている会社もありますが、YouTubeを観ながら自分でやるのも手ですね。(電源をいじる場合は資格を持っている人にお願いしましょう)
1.寝袋or布団
→後部座席を倒してトランク部分と一体化させて寝床にする場合は(床が固いので)特に必要になります。
2.ポータブルIHコンロ
→外で調理をする場合は焚き火台
3.調理器具(必要であれば箸や皿)
→2でどちらを選択するかによって、必要な調理器具が変わります
4.ローテーブル
→外にテーブルを置く必要性がないので、車内に置くローテーブルでいいかと思います。
5.ポータブル電源
→電化製品を使用している時にエンジンを付けているとうるさいので、場合によっては必要になる程度です。
野営
1.テント(+グランドシート)
2.寝袋(+コット)
→状況や気候によってはハンモックの方がいい場合もありますね。
3.焚き火台(+焚き火台シート)
4.調理器具
5.折り畳み椅子
6.軍手や鉈、サバイバルナイフ
→野営する場所によっては相応のブッシュクラフトの知識・技術も必要になってきます。
7.テーブル
→ブッシュクラフトで作ってもいいのですが、お手軽さを考えると持って行った方がいいですね。
まとめ
ということで、今回は『ソロキャンプの道具で最低限そろえるならコレ』という内容でお送りいたしました。
人によっては、これもいる! これはいらなくてもいいかなっていうアイテムもあったかと思いますが、あくまで私の主観での判断になりますので、その点はご了承願います。
調理器具とは言っても、スーパーの総菜やカップ麺を持って行くという方はケトルやシェラカップくらいでしょうし、敢えてダッチオーブンを持っていく!という強者もいるかもしれません。
そう考えると、本当に人それぞれなんですよね。
ただ、アイテムを購入する際の注意点をいくつか挙げるとするなら、
・寝袋は寒い時期にも使うことを想定して選ぶ
→対応できる外気温が低くなるほど値段も上がる傾向にありますが、これはしょうがないですね。冬キャンを一切しない想定ならば選択肢は広がります。
・テントは価格が高いので、自分のイメージするキャンプスタイルが確立するまではレンタルするか、デイキャンプを楽しみつつイメージが固まった段階で購入する
→アウトドアショップのセールを狙うという方法もあります。
・キャンプグッズの沼にハマりすぎない(笑)
といったところでしょうか。
ガレージブランドも増えてきて、沼にハマるとどんどん欲しいものが出てきてしまうと思いますが、そこはぐっと堪えて頂いて本当に必要な性能の良い、自分のキャンプスタイルに合った物だけを購入するようにしましょう。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
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over north(オーバーノース)では、長年培ってきた金属加工の技術を活かして、世の中にないものを提供することを目指し、金属製アウトドア用品・家庭や飲食店での使用を想定したオシャレな金属皿を取り揃えております。グリルプレートや焚火台、メスティンの蓋のロックパン等の開発・製品化もしており、材質は鉄やステンレス、チタンなどさまざま。ソロキャンプにもおすすめです。
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